フィルムについて


カメラ屋さんのフィルム売り場に行くと沢山のフィルムが有りますね。どのフィルムを使えば良いのか、本当に悩んでしまいます。

フィルムの種類

沢山の種類のフィルムが有りますが、サイズ、用途などにより分ける事が出来ます。

サイズの違い

フィルムにもいろいろなサイズが有ります。
私たちが良く使うのは、「35mmフィルム」と呼ばれているものです。何が35mmかと言うとフィルムの幅が35mmだからです。
35mmフィルム以外にも、新しいAPSフィルム、中版カメラ用のブローニーフィルムなどが有ります。
これからは、私たちが良く使う35mmフィルムについて説明していきたいと思います。

ネガとポジ

私たちが良く使うフィルムは「カラープリント用」フィルム(ネガフィルム)です。現像から上がったフィルムを見ると明暗が逆になっていて、プリントする事によりきれいな画像を見る事が出来ます。
フィルムにはもう一種類「カラーリバーサルフィルム」(別名ポジフィルムとかスライド用フィルムと呼ばれています。)と言うものが有ります。現像するだけでフィルム上にきれいな画像が現れます。
主にプロ用のフィルムで印刷原稿などに使われています。
ネガフィルムはプリントする時に補正できるのですが、ポジフィルムは現像だけですので補正する事が出来ません。それだけ撮影は難しいのですが、その分美しい画像を得る事が出来ます。(写真の腕を磨きたい方は一度使ってみると良いでしょう。)

光源の違い

撮影時の光源の違いにより、フィルムを使い分ける事が有ります。
私たちが普通撮影する時は昼間の屋外や、室内でもストロボを使用します。そのような時に使用するのが「デーライトタイプ」です。日光やストロボの光で撮影すると一番きれいに撮れるように作られています。
それ以外にも「タングステンタイプ」と言う物があります。ストロボが使用できない室内(電球の照明の下)で撮影すると全体に赤みを帯びてしまいますが、このフィルムを使用すると電球の照明の下でもきれいに写ります。
フィルムの種類でも書きましたが、ネガフィルムの場合にはプリント時に補正が出来ますが、ポジフィルムの場合には補正が出来ません。使用する光源に有ったフィルムを使いましょう。
(と、いってもタングステンフィルムはプロ用のフィルムですので、こういったフィルムも有るんだなと思って下さい。)

感度による違い

フィルムの感度はISOと呼ばれる数字で表わされています。数字が大きくなるほど感度が高くなり、暗い被写体でも写す事が出来ます。
感度が高いほど良いと思われますが、感度が高いほどフィルムの粒状性が悪くなり、感光剤の粒子が目立ってきます。
大きく引き伸ばす写真を撮る場合は低感度のフィルムを、暗い被写体を撮影する場合は高感度のフィルムを使うように、撮影する目的により使い分けましょう。

フィルムにいろんな種類が有る事がお分かり頂けたと思います。
皆さんがお使いになるフィルムは「35mmフィルム」の「カラープリント用」「デーライトタイプ」で、感度がISO100〜400ぐらいのフィルムです。
普通に撮影する時は、このタイプのフィルムを使用すれば問題ありません。
しかし、同じタイプのフィルムでも、フジ、コダック、コニカなどメーカーによる違いは有るのでしょうか?
と言う事で、フジ、コダック、コニカのフィルムで撮り比べてみました。

メーカーによる違い その1
メーカーによる違い その2

メーカーによる違いが分かったでしょうか?
粒状性はフジ、コダックが良く、コニカは少し落ちるみたいですね。
発色に関しては、ご覧になるモニターの違いにより正確には分からないと思います。
コダックは暖色系の発色になるようですし、コニカはちょっと寒色系になるみたいです。
しかし、発色の違いはプリントの時の補正の仕方によっても変わってきます。(実際に仕上がったプリントとスキャナーで取り込んだ画像を見ると全然違います。)
フィルムを選ぶ時は幾つか試してみて、気に入ったフィルムを見つけるのが良いでしょう。

フィルムの扱い

フィルムはナマモノです。買ってきたフィルムは出来るだけ早く使いましょう。
撮影済みのフィルムは、出来るだけ早く現像に出しましょう。
保存する時は密閉できる容器に入れて、冷蔵庫にしまっておきましょう。
使う時は、数時間前に冷蔵庫から出し、外気温に慣らしてから使いましょう。(冷蔵庫から出したばかりのフィルムを急に使うと、フィルムに露がついてしまいます。)

プロ用のフィルムは製造された時点で一番良い特性になるように作られているそうです。ですからプロは特性が悪くならない様に乾燥した冷暗所に保存しています。
一方、普通の方が使うフィルムは、製造後ある時点で一番良い特性になるように作られているそうです。あまり細かい事は気にする必要はありませんが、高温多湿のところには置かない様に注意しましょう。


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